「相手のことを考えて発信しているのに、
なぜか申し込みが来ない」
「頑張って発信しているのに、
なんとなくぼんやりした内容になってしまう」
そんな悩みを抱えているなら、
「相手軸」が原因かもしれません。
申し込みが来ない時期に起きていたこと
売れない時期というのは、たいてい焦りから始まります。
- 申し込みが入らない
- セミナーをしても成約につながらない
- 発信を続けているのに反応がない
そんな状況が続くと、
気づかないうちに「どうしたら選んでもらえるか」という思考になっていきます。
相手の顔色を伺い、好かれようとし、
ニーズに合わせようとする。
それ自体は悪くないように思えます。
けれどもその先に待っているのは、
「誰にでも当てはまるような、誰にも刺さらない発信」です。
これが申し込みが来ない時期に多くの人が陥るパターンです。
真っ暗な画面に向かって3時間半セミナーをした体験
売れなかった頃の話として
育児講座主宰のまりさんが話してくれたことは
やっと1件のセミナー申し込みが入った
そのお客様がずっと画面をオフにしたままだったエピソードです。
「この人はもしかしたら何かを求めているかもしれない。」
「何か届けられるかもしれない」
真っ暗な画面に向かって、セミナーを続けて最後まで話し続け
3時間半かけて向き合い続けましたが、
結果、成約には至りませんでした。
このエピソードを師匠に話したとき、こう聞かれたといいます。
「それって、共に豊かになれる人なのかな。
どんな人と共に豊かになりたいの?」
「相手目線」と「相手軸」——何がどう違うのか
この問いをきっかけに気づいたのが、
「相手目線」と「相手軸」の違いです。
相手目線とは、
届けるために相手を見ること。
共感できる人、一緒に前に進みたい人に出会うために、
相手のことを理解しようとする姿勢です。
相手軸とは、
選ばれるために自分が変わってしまうこと。
相手の反応や好みに合わせて、
自分のスタンスや発信内容が揺れ動く状態です。
真っ暗な画面に向かって3時間半セミナーをしていた時期は、
完全に後者でした。
「なんとか成約したい」「どうしたら選んでもらえるか」
という思いが強くなるほど
お客様の顔色を見て自分を合わせようとしていた。
それは相手目線ではなく、相手軸だったのです。
相手軸になると発信がぼんやりして誰にも届かなくなる理由
相手軸になると
発信の内容が少しずつぼんやりしていきます。
「どうしたら申し込んでもらえるか」
「どうしたら気に入られるか」
という問いから発信を作り始めると
誰かを傷つけないように、
誰かに嫌われないように、
という方向に言葉がぶれていきます。
その結果、「誰にでも当てはまる内容」になり
「誰にも刺さらない発信」になっていく。
皮肉なことに、
選ばれようとするほど選ばれにくくなるのです。
またこの状態でAIを使って発信を作ると、
AIも相手軸な方向性のコンテンツを生み出し続けます。
自分の軸が定まっていないと、
AIはその曖昧さをそのまま増幅させてしまいます。
届ける行動に変えると、共に豊かになれる人が集まってくる
転換点は
「どんな人と共に豊かになりたいか」を問い直したことでした。
売りたいわけではない。
売り上げを作りたいだけでもない。
自分が叶えたい未来があって、
その未来に共感してくれる人と手をつなぎたい
そこに立ち返ったとき、発信が変わり始めました。
「選ばれるための発信」から
「届けるための発信」へ。
この転換は、言葉の力を変えます。
自分の軸から生まれた言葉は、
受け取る人の感情を動かします。
そしてその発信に共感した人が、自然と集まってきます。
申し込みが来ない時期には
「もっと相手に合わせなければ」と思いがちです。
けれども本当に必要なのは、
自分がどんな人と・どんな未来を作りたいかを明確にすることです。
