AIを使えば時短になるはずだったのに
「発信テーマ10案」を出してもらっても結局どれがいいか
選ぼうとすると、全部が微妙に見えてくる…。
実はAIは「正解」を出してくれるわけではないのです。
今回は、AIの“それっぽい案”にまどわされず
タイトルと中身を決めていく方法をお伝えします!
なぜAIの案がしっくりこないのか?

「自分じゃ思いつかないからAIに頼ろう」
「少しでもいいものを選びたい」
自分の直感に自信がないときほど、
AIという「客観的な正解」が欲しくなりますが
実は、AIは正解を持っているわけではありません。
AIが出すのは、情報の繋ぎ合わせで、
平均的な情報や、それっぽい言葉、
誰にでも当てはまりそうな表現がほとんどです。
AIが出した案を見て「なんか違う」と思うのはこれが理由。

よくあるズレ①内容がズレる
ChatGPTに丸投げで案を作ってもらうと
自分の商品サービスの方向性と違うことが出てくることがあります。
- 自分の専門性の話が無く、寄り添いやメンタル論だけに終わっている
- 自分以外の商品サービス、誰にでも当てはまる内容になっている
よくあるズレ②論点がズレる
冒頭から話がずれたり
本当に伝えたいことと論点をずらした話になることもよくあります。
- 言葉だけ整っていて、リアル感がないと感じる
- 言い回しはきれいでも、具体的な場面がなくて薄いと感じる
AIを活用する事前準備(プロンプト)

AIが勝手に「それっぽい言葉」を作って誤魔化さないためには
あなたのビジネスの情報やペルソナ設定を伝えておく
「事前準備」が大切です!
AIにこれはズラさないで!と先に釘を刺しておくんです。
伝える内容例
- あなたのビジネスの説明(誰に/何を/どう変える)
- ペルソナ(状況・悩み・欲しい結果)
- 投稿の目的(何をゴールにしているか)
- 禁止事項(言ってほしくないこと)
事前準備プロンプト
カッコ{}の中の文字をアレンジして
自分のビジネス・ペルソナに変えて作ってみてください。
あなたはインスタ発信の企画編集者です。
まずは私の以下のビジネスを理解してください。
【ビジネスの説明】
商品サービス内容:{提供内容をここに追記}
解決できる問題:{解決できること}
解解決策:{どうやって解決するのか}
ゴール:{解決してどうなれるのかゴール}
【ペルソナ設定】
年齢:{40歳}
性別:{女性}
家族構成:{夫○才、長女○才、次男○才}
経済状況:{年収〇〇、世帯年収〇〇}
職業や経歴:{主婦、元公務員}
今の状況:{子どもが○才になったらパートに出ようと思っている}
悩み:{子どもの宿題を見るのが大変、〇〇で子どもをついつい怒ってしまう}
避けたい最悪の未来:{子どもが勉強嫌いになってしまう}
欲しい最高の未来:{長女の次男も中学受験に成功する}
かけたらコピペしてAIに入力!
ここが整理できると
お客様目線をAIが理解できるようになります。
実践!AIに投稿を作ってもらおう!
自分のビジネス、ペルソナを学習させたら
早速、タイトル案を出してもらいましょう!
あなたはインスタ発信の企画編集者です。
先ほどの【ビジネスの説明】【ペルソナ設定】を踏まえ
ペルソナの心を一瞬で掴むフックのあるタイトルを10案出してください。
テーマ:{中学受験ママに向けた、感情に寄り添う教育メソッド}
投稿内容のイメージ:{投稿内容のイメージがあれば}

AIの案は、「試着室に持ち込まれた10着の服」だと思ってください。
サイズが合っている(=テーマが正しい)からといって
全部買う必要はありません。
10案の中から、いいものだけを選んで使います。

タイトル選びの基準① テーマやキーワードが入っている
読者が検索・認知している言葉が入っているかをチェック。
キーワードやテーマがわからない、
抽象的なタイトルは刺さりません。
例:「中学受験」「宿題」
タイトル選びの基準② インパクトがある
タイトルを見て一瞬で興味を掻き立てられないものは
スルーされてしまいます。
悪い例:感情に寄り添う教育の方法
良い例:「宿題やって!」を封印。親子の絆まで深まる中学受験メソッド
タイトル選びの基準③ ペルソナが「自分のことだ」と思える
誰に向けた話かがタイトルから分かると
ペルソナは「自分のことだ!」と感じます。
例:「宿題を見るたび怒ってしまう自分が嫌…」そんなママへ

10案が弱いときは、あなたが考え込む必要はありません。
ChatGPTに作り直しを指示します。
【プロンプト】
さっきの10案は「状況が浮かびにくい」ので作り直してください。
20文字前後で新しいタイトル案を10個ください。
「正論」に本音をぶつける

AIが書く文章は、「正論」「一般論」すぎて
つまらなく感じることがあります。
「褒めて伸ばしましょう」
「計画を立てましょう」
けれども、それができないから読者は悩んでいるんですよね。
AIの案をボツにせず活かすコツは、
AIが書いた正論のあとに、あなたの「本音」を1行足すことです。

AIの案:
「毎日、学習計画を立てて進めましょう。」
あなたの1行:
「……とはいえ、計画通りにいかないのが現実ですよね。
だから私は『3割できればOK』というルールにしています。」
この「……とはいえ」の後に続く言葉こそが、
AIには書けない、割り切れない、人ならではの感情になります。
AIは「正解」を出すためではなく、時短のために使う

AIの案がどれも微妙に見えてしまうのは、
AIに「一番いい答え」を出させようとしているからです。
けれども、実はそこが落とし穴。
AIの本当の価値は
「誰でも書けること」を1秒で終わらせてくれることにあります。
発信には2つの要素があります。
情報の整理(AIの得意分野)
- 中学受験のスケジュール
- 教科ごとの勉強法
- 時間管理
- 一般的な寄り添い方
こういった情報の整理は
AIに「箇条書きでまとめて」など伝えて叩き台を作ってもらうと早いです。
スプレッドシート形式でまとめてくれることもあります。
あなたの視点(あなたにしかできないこと)

- 目の前で泣いている子を見た時の胸の痛み
- 失敗した時の後悔
- それでも諦めきれない想い
- 自分の過去のストーリー
ここは、AIには想像ができない、体験できない
人ならではの感情表現の部分です。
AIにゼロから作ってもらうよりも、断片的でも自分の言葉を伝えて
それをAIにまとめてもらったり
例えば
「今から私が、中学受験で一番辛かった時のことをつぶやくから、読みやすく整理して」
など
AIと会話しながら思考を整理して作っていくのがおすすめです。

こうして、あなたの内側にある
「生きた言葉」をAIと協力しながら作っていく。
これが一番、時短で刺さる投稿を作る近道です。
AIを「たたき台」として使い倒そう!

「AIに正解を出してもらおう」とすると、
いつまでも納得のいく案は出てきません。
けれども、AIに「60点のたたき台」をサッと出させ、
そこにあなたの「実体験」や「本音」というスパイスを少し加える。

この役割分担ができれば、
これまで「選ぶ」だけで終わっていた時間が、
一気に「発信」へと動き出します。
