「もっと価値を付け足さなきゃ」
「これだけじゃ満足してもらえないかも」
自分の「こだわり」や「やりたいこと」を詰め込んだ
フルパッケージのオンライン講座を作ったのに
いざ募集をしても反応が薄かったり、
お申し込みまであと一歩が届かなかったり。
もし今のあなたが「こんなに頑張っているのに!」
と「努力の空回り」に疲弊しているのなら。
それはあなたのスキル不足でも、情熱が足りないせいでもありません。
ただ、
あなたが大切にしているその「最高の情熱」を差し出す角度が、
相手のニーズとほんの少しズレているだけかもしれません。
お客様と手を取り合って歩き出せる
「無理のない講座の組み立て方」への切り替え方を教えます。
オンライン講座を簡単に作る方法

一生懸命に学んできた知識、大切にしてきた想い。
それをすべて伝えたいと思うのは、プロとして当然の優しさですよね。
けれども、その優しさが
時に「一方通行の重荷」に変わってしまう瞬間があるんです。
喉が渇いている人に、シチューを運んでいないか
想像してみてください。
真夏の暑い中、喉がカラカラに渇いて今にも倒れそうな人が目の前にいるとします。
あなたは、その人を元気づけたくて、
時間をかけてじっくり煮込んだ「最高級の具沢山シチュー」を差し出しました。
栄養満点で、あなたの愛情もたっぷり。
けれどもその人が今、喉から手が出るほど欲しかったのは……
「冷たい一杯の水」だったとしたらどうでしょう?
シチューは間違いなく絶品です。
が、今のその人にとっては「重すぎて受け取れない」ものになってしまっている。
これこそが、多くの起業家が陥ってしまう設計の罠なんです。

相手は「理論」ではなく「変化」を買っている
起業初期の私たちは、つい中身の充実度で勝負しようとします。
「この理論も知っておいたほうがいい」
「このワークも入れたほうが親切かも」
そうやって盛り盛りにした講座は、一見豪華ですが、
お客様から見ると
「完走するのが大変そう」「難しそう」
という不安の種になります。
お客様が求めているのは、
あなたの素晴らしい理論そのものではなく
その理論によって「自分の困りごとが、今日からどう変わるのか」という結果だけ。
あなたが今、一生懸命作っている講座は、
相手にとっての今すぐ飲み干したい「一杯の水」になっていますか?
視点を「目の前の困っている一人」へスライドさせる
「けれどもサービス内容を妥協したら、申し訳ない気がする……」
と思うかもしれませんが
あなたの持っている素晴らしい価値を、
「相手が受け取れるサイズ」に一旦まとめてみると考えてみてください。
全部ではなく、最短最速を目指す

私たちはプロであればあるほど、「基礎からしっかり学んでほしい」と願いますが
お客様の視点に立ってみると、
実はその「大前提」が一番のハードルになっていることが多いんです。
たとえば、メイクを習いたい人が知りたいのは
「皮膚の構造」ではなく、「今このクマをどう消すか」ですよね。
解決の出口を、たった一つだけ、優しく示してあげる。
あえて「全部」を教えない勇気を持つこと。
それが、迷子になっているお客様を最短距離で救い出す、
一番の伴走スタイルになるんです。

お客様が即決する「講座の組み立て」3ステップ

では、具体的にどうやって「喜ばれる形」に組み立てていけばいいのか。
3つのステップで整理してみましょう。
1.アイデアの発掘

たくさん詰め込まない講座にするには
自分の中にあるスキルや経験から「1つの光るアイデア」に絞ることが大切。
最初から絞ろうとすると迷うので
まずはたくさんのアイデアを書き出していきます。
2.唯一無二のポジション設計

出てきたアイデアの中から絞り込みます。
絞り込む方法①市場のリサーチ:
自分の業界の市場規模を調査し、需要が見込めるか、
ライバルがどんな状況かを確認します 。
需要がないアイデアや、ライバルと重複するアイデアはボツにして
消去法で減らしていきます。
絞り込む方法②業界のリーダー研究
参入予定の業界のリーダーを研究し
その人がやっていないこと、手が回っていないこと
まだ解決できていない問題を見つけます。
市場・業界の隙間を見つけることで
実績なしの個人でも、競合と戦わずに済む独自のポジションを明確にします 。
3. 3秒で共感され、15秒で仕事が取れるセルフプロモーション

ポジションが決まったら、それを具体的な「見せ方」に落とし込んでいきます
「こういう講座です」と一言で言える
解決策や強みが一目で伝わるキャッチコピーにまとめ
なぜそう言えるのか?(Why)をロジックで作っていきます。
一言で理解できる講座にすることで
はじめましてのお客様にも伝わりやすく
あれこれ伝えなくても直感的に「ほしい!」と思われる
シンプルな見せ方になります。
カリキュラムの中身(How):
お客様がゴールへ辿り着くのを邪魔している
「具体的な悩み(配色がダサくなる、文字の配置に迷うなど)」を書き出します。
これらの悩みを解決する順番を
そのまま、第1回、第2回…という講座のステップ(カリキュラム)に設定します。
企画書の完成とテスト
想いが伝わる企画書としてまとめ、ターゲットにとって
「受講後に何ができるか」が曖昧にならないよう、
具体的な変化をゴールにします。
講座の内容を一部分、
切り口を変えたりしてインスタ・ブログで発信をして
お客様のリアクションを見ながら微調整していきます。
受講生と一緒に歩き出す講座作り
「待っていました!」と、告知前からお問い合わせが届く。
「あなたから学びたい」と、指名でお申し込みが入る。
そんな未来は、
あなたが新しいスキルを身につけたときに来るのではありません。
今のあなたのままで、
「差し出す角度」を少しだけ相手に合わせる。
その一歩から、すべてが変わり始めます。
