選ばれる起業家、フリーランスになるためには、ファンを増やしていくことが必須条件。
ファンが増えないままだと、
その他大勢の中に埋もれ価格でしか選ばれなくなり
低単価案件を自転車操業のようにこなし続けるしかなくなります。
とはいえ、ファンってどう作るの?
そんなに急にファンになることってあるの?
と思いませんか?私は思っていました。
そんな価値基準を大きく変えたのが
はじめましてでファンになった実体験でした。
私が音楽フェスではじめましてでファンになった実体験から、
起業家、フリーランスがファンになってもらうために必要なことをお伝えします。
はじめましてでもファンになった実例
これは、私が音楽フェスに行った時の話です。
20組みほどのバンドが代わる代わる
複数ステージでパフォーマンスをしていく音楽フェスでした。
ファンではない、はじめて曲を聞くアーティストも当然出てきます。
その音楽フェスの、ステージとステージの合間の待ち時間で聞こえてきたのは…
「初めて聞いたけど、ファンになっちゃった!次のライブも行く!」
「知らないバンドだったけどよかったね!また聞きたい!」
と、そこかしこでファンが生まれている声でした。
そして、気がついたら私も…
はじめましてのアーティストの
バンドTシャツとステッカーを買っていたのです!
声が好き!ギターが好き!
Spotifyで全曲聞く!次のライブも絶対行く!
(帰宅後、夫に熱く語る私)
はじめましてでファンになる理由
なぜ、私やライブ会場にいた大勢の人が、
はじめましてのアーティストのファンになったのか?
もちろんアーティストの曲が好みだったり
顔やビジュアルが好きという要素もありますが
共通して、感謝と誠意と
出し惜しみない全力のパフォーマンスがありました。
来てくれてありがとう!
という感謝のエネルギーがビシバシ伝わってきて
楽しんでもらおう!
という誠意もビシバシ伝わってきて
今、この瞬間ステージでできる
全力のパフォーマンスを出し惜しみなく魅せてくれる。
これ、好きにならずにはいられますか?
感謝と誠意と
出し惜しみない全力のパフォーマンスで
ひとはファンになる。
これはアーティストだけではなく、
ひとり起業家や、フリーランスにも共通して言えることです。
ファンになる理由①感謝の気持ちを届ける
アーティストは「来てくれてありがとう」
ライブに会場に足を運んだ人たちは「素晴らしい演奏をありがとう」
お互いに感謝の気持ちを届け合える
起業家とお客さまもそんな関係でいられるのが理想ではないでしょうか。
そのためには、誰よりも先に起業家が
お客さまへ感謝を届けます。
ブログやSNS投稿でも、見てくれてありがとうという
感謝の気持ちを持つことで
もっと読みやすい文章にしよう
魅力的な画像でおもてなしをしよう
もっと商品の価値を高めよう
という動きにつながって
結果、より良いコンテンツを届けることができます。
ファンになる理由②誠意を持って向き合う
清潔感、真面目さ、包容力など
好印象の土台には「誠意」があります。
辞書で引くと
「私欲を離れて、正直に、まじめに物事に対する気持ち。」
「まごころ。」
など出てきますが
売り上げや成果など抜きで
ファンになるかならないかは抜きで
正直に、まじめに、お客さまと向き合うことが、まずは大切!
今月の売り上げ、こちらの都合、いろいろな私欲をいったん捨てて
目の前のお客さまに、今自分ができることは何か?
真摯に向き合う姿は、お客さまにも伝わります。
以前接客業をしていたころにも
「成約にならなかったのは目が$になっていたから」
という不成約の定番理由がありました。
私利私欲はお客さまに見抜かれます。
一度、成約・取引できたとしても、
継続的にお付き合いできる関係にはなりません。
選ばれるためには、
まずは与えること、giveが先などともよく言われますが
見返りを求めたgiveではなく
誠意を魅せるgiveが必要になってきます。
ファンになる理由③出し惜しみない全力のパフォーマンス
今この瞬間に自分ができる最高の商品を届けようとする
出し惜しみのない全力のパフォーマンスは
泥臭くても、その姿が心を動かします。
技術が足りない、スキルが足りない、すみません至らない私で…
ではなく、今できる全力を出せばいいのです。
今よりもう一歩、価値を提供できないか?
その小さな積み重ねがお客さまへ伝わります。
ファンになった経験から学ぶ選ばれる理由
今回は、私がファンになった経験からの学びをシェアさせていただきましたが
あなたにも、好きなもの、ファンになっているものがきっとあるはずです。
なぜ、あなたはファンになったのか?
どんなところが好きになったのか?
自分がファンになった経験を振り返ってみると、また別のヒントが見つかります。
「私だったら」という自分ごとに置き換えて考えてみることが
ファンをつくるための、考えるトレーニングになります。
あなたが見つけた「ファンになる理由」
ぜひ、教えてくださいね。